水虫をテルビナフィン配合のラミシールで治す

ラミシール 水虫になった時はテルビナフィン配合のラミシールという薬で治せます。
テルビナフィンは元々スイスの製薬会社が開発した成分で、アリルアミン系の抗真菌薬です。
アリルアミンはアミンの有機化合物のことですが、アリルアミン誘導体が使われている物質の中でもテルビナフィンは有名な薬となっています。

テルビナフィンを有効成分としたラミシールには外用薬と内服薬があります。
外用薬としては、クリームや液状、スプレータイプの商品が発売されており、日本の製薬会社が作っている製品もあってドラッグストアなどでも販売されているので、身近な薬と言えるでしょう。

水虫と言えば有名なのは足の皮膚に症状があらわれるタイプですが、足の水虫にはラミシールの外用薬で対応出来ます。
水虫の原因菌である白癬菌は、ラミシールのような抗真菌薬を塗ることで殺菌出来るからです。

一方、爪に出来る水虫も原因は白癬菌ですが、外用薬では上手く治せないことが多いため、内服薬のラミシールを使って治療する場合が多いです。
爪の水虫が疑われる時には皮膚科で検査を受けて診断してもらいましょう。
顕微鏡検査の結果、爪に白癬菌が繁殖していることがわかればラミシールの内服薬を使って治療をすることになります。

爪水虫を治す目的でラミシールを使うなら、1日に1回1錠を飲むだけで良いので患者さんにとってはわかりやすい治療法だと言えるでしょう。
ラミシールを飲むと腸から有効成分のテルビナフィンが吸収されて爪で繁殖している白癬菌に移行し、その細胞膜を破壊して殺菌します。
一般的に爪水虫をラミシールで治療する時は6カ月ほど内服治療を続けることになります。

白癬菌をはじめとする真菌(カビ)は足や爪以外にも感染することがあり、体部白癬や手白癬など症状が出ている部位によって病名が変わってきますが、水虫の仲間に分類されるこれらの病気の改善にもラミシールの使用が効果的です。
皮膚の表面に症状が出ている場合は外用薬を用いますが、皮膚科を受診して治りにくいタイプだと診断されると内服薬での治療をすすめられることもあります。

ラシミールの副作用と注意事項

ラミシールは水虫治療に高い効果が期待出来る薬ですが、副作用が報告されているため、服用時には注意しましょう。
ラミシールを外用薬で使う時に起こる可能性がある副作用は、かゆみや刺激感、かぶれなどです。
これらの症状が出た時には薬が合わない可能性があるので、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

また、薬を塗った部分だけでなく全身にじんましんなどが出る場合も副作用として報告されています。
体調に異常を感じたら医師などに意見を聞くのが良いでしょう。

ラミシールの外用薬を使う上で注意するべきことは、目や目の周囲、粘膜部分などの塗ってはいけない部分には塗らないということです。
これらの部位に使ってしまうと刺激感やただれといった副作用が起こりやすくなります。

次に、ラミシールの内服薬で治療をする時に気をつけるべき点は、医師に指示された期間飲み続けるということがあります。
途中で症状が治まったからと自己判断で薬の使用をやめてしまうと、再発のリスクが高くなるので注意しましょう。
その他に、ラミシールを内服する時には一部の胃薬などと併用することで薬の作用が強くなったり弱くなったりするおそれがあるため、飲み合わせの悪い薬について確認しておくことが必要になります。

内服薬のラミシールによる副作用では、めまいや吐き気、腹痛などがあります。
皮膚に発疹やじんましんが出る場合もあるので、そのようなことが起こったら医師に相談してください。

それから、全体的に見ると副作用が出ることは少ないものの、まれに肝機能に重大な障害が起こることがある薬です。
そのため、ラミシールの内服治療中には肝機能検査や血液検査を定期的に受ける必要があります。
ラミシールで水虫治療をする時には、きちんと検査を受けて体調の変化に気をつけながら使うと良い治療結果が期待出来るでしょう。